ちょこれいとでその唇を塞ぎたくなる

ヒールで部屋を飛び出してアヴリルを大声で歌いたくなる

未来についての言及ほど、無根拠なものはない。

でもこの気持ちは、自信を持って言えるんだ。

わたしのなかに

もうひとりのわたし

あくまのような

もうひとりのわたし

またね

行ってらっしゃい

行ってきます

また、ただいまって帰ってくるよ

今日は

笑って、言えた

じゃあ

じゃあ

またね

うん

また明日ね

うん、明日、絶対会おうね

うん、明日ね

うん

おやすみなさい

うん、おやすみ

なかなか電話が切れない。

次は

笑って

またねと言いたい

じゃあまた。

言って片手を軽く上げる。

あたしをまっすぐ見つめる黒い瞳。

ときどき何を考えているのかわからなくなる。

kissがあんなに快楽を与えるのは、その不安を忘れさせてくれるから？

愛してる。

あたしには不似合いな言葉。

それでも。

出会えたこと。

気持ちを伝えあったこと。

今こうして幸せを感じていられること。

ここに辿り着くまで色々あった。

悲しい事も、苦しい事も、怖かった事も、

だけど今こうして確かに、幸せだよって感じている。

すべてに感謝しなくちゃね。

ありがとう。

不思議だ。

私の部屋で、大好きな人が寝ている。

きっと明日も、「ただいま」って帰ってきてくれる。

だけど私たちは、確かに愛し合っている。

乗り越えられる気がする。

そのキスで私を捕まえて。

それだけで極上。

傍から見たら★カップルだ。

だけど私たちは、襲ってきた不安を、確かに越えた。

同じ過ちはもう犯さない。

これからは本当の事をきちんと伝えよう。

少しずつでもいいから。

どれだけ悩んで、泣いただろう。

まだ2週間にも満たないのに。

あたしは今まで小さな存在だったかもしれない。

だけどこれからは、大切な人の大切な人。

あなたを幸せにしてあげられるように、なりたい。

もう離したくないよ　なんて

離れたくない。

離れていける訳がない。

明日テストなのに、昨夜ほとんど寝なかった所為か

30分のつもりが3時間も仮眠してしまった。

これからとりかかるけれど、からだに残る熱が、安心させてくれる痛みが、

君を忘れさせない。

今までなぜか、ずっとずっと長く一緒にいた気がする。

これからもずっとずっと永く一緒にいたいと思う。

この世で一番綺麗だと思っていた音よりも、

安心できて、ずっと聴いていたい　と思う声

怖いといったもうひとつの理由…

話したら、あなたはまた泣いてしまうでしょうか？

少し私は、生き急いでいたのかもしれない。

彼が電話をかけてきてくれた。

お互い忙しい時期だとわかっているけれど、声が聴きたくて。

ただただ嬉しかった。

電話の向こうの相手の声を聴いて、安心したのは彼だけじゃない。

でも迷ったんだ。

…どうして？

声を聴くと、会いたくなるから。

こんな言葉を、彼が言うなんて考えたことなかった。

次に会ったときは絶対に、私から抱きしめたいと思った。

勘違いと無駄な気疲れ。

今夜はそんな気分じゃない。

レポート（いい加減に）書いて寝る。

ケータイの電源も切った。

さみしいとかむかつくとかじゃない。

自分がなんなのか訳わかんない。

嘘や強がりは遠回り。

もっとちゃんと素直になろう。

相手の方も、同じことを感じているかもしれませんよ。

踏み出すのが怖いと思う一歩は、

それが大きな前進につながるから。

少しずつ、歩み寄れば

きっと相手の方も歩み寄ってきてくれますよ。